AI議事録ツール比較2026|おすすめ4選を徹底検証
Notta・tl;dv・Fireflies・Otter.aiを料金・日本語精度・機能で比較。会議の議事録を自動作成するAIツールの選び方を2026年最新情報で解説。
結論:用途別おすすめはこれ
時間がない人向けに結論から。
- 日本語の精度重視・個人利用 → Notta(日本語特化、¥1,185/月〜)
- Zoom/Teams/Meet 対応・英語メイン → Fireflies.ai(無料から、$10/月〜)
- 営業・セールスチーム向け → tl;dv(録画+要約、$18/月〜)
- シンプルに文字起こしだけ → Otter.ai(月300分無料)
- ChatGPTで十分? → 短い会議ならChatGPT Whisperで文字起こし→要約も選択肢
重要なポイント: 日本語の会議が多い場合は日本語精度が高いNottaが無難。英語・グローバルチームが多い場合はFireflies.aiが使いやすい。
4ツール比較表(2026年2月時点)
| ツール | 無料プラン | 有料プラン | 日本語対応 | 主な強み |
|---|---|---|---|---|
| Notta | ◯ 120分/月 | ¥1,185/月〜 | ★★★★★ | 日本語精度高い、UIが日本語 |
| tl;dv | ◯ 録画・要約あり | $18/月〜 | ★★★☆☆ | 営業向け分析、Zoom/Meet対応 |
| Fireflies.ai | ◯ 文字起こし無制限* | $10/月〜 | ★★★☆☆ | 多言語100+、連携豊富 |
| Otter.ai | ◯ 300分/月 | $8.33/月〜 | ★★☆☆☆ | シンプル、英語精度が高い |
*Fireflies無料版の文字起こし回数には制限あり(ストレージ800分/seat)
Notta:日本語ユーザーの第一選択
概要
Nottaは文字起こし・議事録作成に特化したツールで、日本語での利用を前提に設計されている。Web版・スマホアプリ・Chrome拡張と対応範囲が広く、Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsにも対応している。
料金プラン(2026年2月時点・公式サイトより)
| プラン | 月額料金(年払い) | 文字起こし時間 | AI要約 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| フリー | ¥0 | 120分/月(1回3分まで) | 10回/月 | 基本機能のみ |
| プレミアム | ¥1,185/月 | 1,800分/月(1回5時間まで) | 100回/月 | ダウンロード・翻訳・単語登録 |
| ビジネス | ¥2,508/月 | 無制限(1回5時間まで) | 200回/月 | Web会議録画、CRM連携、チーム管理 |
| エンタープライズ | 要相談 | カスタム | 無制限 | SSO、AI学習なし、専用サポート |
注意: 月払いの場合は料金が異なる。上記は年間一括払い(40%OFF)の料金。公式サイトで最新料金を確認してほしい。
Nottaの強み
1. 日本語認識精度が高い
国産・国内利用を意識した設計のため、日本語の専門用語・固有名詞の認識精度が高い。業界用語や社名を単語登録(プレミアム以上)することでさらに精度を向上できる。
2. 話者識別機能
誰が発言したかを自動で区別して記録する。複数人の会議でも「田中さん:〜」のように話者別に整理できる。
3. 日本語UIとサポート
サービス・サポートともに日本語で完結する。英語ツールに慣れていない社員も導入しやすい。
Nottaの弱み
- 月払いだと割高感がある
- ビジネスプランは¥2,508/月(年払い)だが、複数人で使うと1人あたりコストがかかる
- 英語中心のチームには他ツールの方が向く場合がある
Fireflies.ai:多言語・連携で選ぶならコレ
概要
Fireflies.aiは100以上の言語に対応したAI議事録ツール。Zoom・Google Meet・Teams・Webexなど主要なビデオ会議ツールに対応し、Slack・HubSpot・SalesforceなどへのAPI連携も豊富だ。
料金プラン(2026年2月時点・公式サイトより)
| プラン | 月額料金(年払い) | ストレージ | AI要約 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| Free | $0 | 800分/seat | 制限あり | 基本文字起こし、100+言語 |
| Pro | $10/seat | 8,000分/seat | 無制限 | ダウンロード、アクション項目、AI分析 |
| Business | $19/seat | 無制限 | 無制限 | 動画録画、会話インテリジェンス、チーム分析 |
| Enterprise | $39/seat | 無制限 | 無制限 | SSO、HIPAA準拠、専用AM |
月払いの場合: Pro $18/seat、Business $29/seat。年払いで最大44%割引。
Fireflies.aiの強み
1. 無料から始められる
無料プランでも文字起こし自体は利用可能(ストレージ800分の範囲内)。AI要約や高度な機能を使わないなら無料で十分なケースもある。
2. 100以上の言語に対応
グローバルチームや英語会議が多い環境に最適。日本語も対応しているが、精度はNottaより劣る場合がある。
3. 豊富な外部連携
Slack・HubSpot・Salesforce・Zapierなど主要ツールとのAPI連携が充実。営業管理やプロジェクト管理ツールへの自動連携が可能だ。
4. AskFred(AIアシスタント)
過去の会議録に対して「〇〇の件はどの会議で決まった?」のように自然言語で質問できる機能。長期的な会議録の活用に有効。
Fireflies.aiの弱み
- 日本語UIが不完全(英語メイン)
- 日本語認識精度はNottaに劣ることがある
- 無料プランのストレージ制限(800分)を超えると困る
tl;dv:営業・セールスチームに特化
概要
tl;dv(ティーエルディーブイ)は「Too Long; Didn't View」の略。長い会議録を効率よく活用することに特化したツールだ。Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsに対応し、会議のハイライト抽出・タイムスタンプ付きクリップ作成が得意。
料金プラン(2026年時点)
| プラン | 料金 | 特徴 |
|---|---|---|
| Free | $0 | 録画・文字起こし・基本要約 |
| Pro | $18/月/user(月払い) | 無制限録画、AI要約強化、高度な検索 |
| Business | $59/月(公式参照) | 営業分析、CRM連携、チーム管理 |
注意: tl;dvの料金は変更されることがある。最新の正確な料金はtldv.ioの公式サイトで確認すること。
tl;dvの強み
1. 無料プランが充実している
無料プランで録画・文字起こし・要約が利用できる。試しやすいのが大きなメリットだ。
2. ハイライト・クリップ機能
会議の重要な部分だけをクリップして共有できる。「あの発言、もう一度確認したい」というシーンに便利。
3. 営業チーム向け分析
通話時間の分析、トークトレースなど、営業・カスタマーサクセスチームのコーチング用途に特化した機能がある。
tl;dvの弱み
- 日本語UIは部分的(英語ベース)
- 日本語の議事録作成を主目的とするなら、Nottaの方が使いやすい
- BusinessプランはNottaやFirefliesより割高に感じる場合がある
Otter.ai:シンプルさで選ぶ選択肢
概要
Otter.aiは米国発のシンプルな文字起こしサービス。英語の精度が高く、リアルタイムでの文字起こしに強い。日本語は対応しているものの、精度は限定的だ。
料金プラン(2026年1月時点)
| プラン | 料金 | 特徴 |
|---|---|---|
| Free | $0 | 月300分(1会話30分まで) |
| Pro | $8.33/月(年払い)/ $16.99/月(月払い) | 月1,200分、高度な検索 |
| Business | $20/月/user(年払い)/ $30/月(月払い) | 共有ワークスペース、管理機能 |
Otter.aiの弱み(日本向け)
日本語ユーザーには非推奨。 英語精度は高いが、日本語の文字起こし精度が他ツールに比べて劣る。日本語メインの会議にはNottaの方が適している。
選び方ガイド:あなたはどれを使うべきか
個人・フリーランスで使うなら
まず試すべき:Notta(フリープラン)
- 月120分の範囲で、週1〜2回の短い会議なら無料で十分
- プレミアム(¥1,185/月)にアップグレードすれば本格的に使える
小規模チーム(5人以下)
Fireflies.ai Pro($10/seat/月)またはNotta プレミアム(¥1,185/月)
- Firefliesは無料から試せる点が大きい
- 日本語メインならNottaを推奨
営業チームが多い組織
tl;dv Pro〜Business
- 商談の録画・分析・コーチングに特化
- CRM連携(HubSpot・Salesforceなど)が必要なら検討価値あり
日本語精度を最優先するなら
Notta ビジネス(¥2,508/月)
- 日本語特化設計、CRM連携あり、チーム管理機能付き
【番外編】ChatGPT Whisperで代替できるか?
OpenAI の音声認識モデル「Whisper」を活用すれば、会議を録音→文字起こし→ChatGPTで要約、という流れを構築できる。
コストメリット:
- Whisper APIは$0.006/分(約1円/分)
- 月30時間の会議を文字起こししても約1,800円
デメリット:
- 自動録音・参加の設定が必要(技術的な手間あり)
- リアルタイム文字起こしは難しい
- 話者識別が標準では難しい
エンジニアや技術に詳しい個人には「Whisper + ChatGPT」のDIY構成がコスパ最強になる場合がある。詳細は Claude API活用ガイド も参照。
導入前に確認すべき3つのポイント
1. セキュリティとデータポリシー
会議の内容は機密情報を含むことが多い。各ツールの利用規約・データ保存先・AI学習への使用有無を確認すること。
- Notta Enterprise:AI学習なし(オプション)
- Fireflies Enterprise:HIPAA準拠対応あり
2. 対応する会議ツール
使っているビデオ会議ツールに対応しているか確認を。
| 会議ツール | Notta | Fireflies | tl;dv | Otter |
|---|---|---|---|---|
| Zoom | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| Google Meet | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| Microsoft Teams | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 対面会議(録音) | ◯ | △ | △ | ◯ |
3. 無料トライアルを必ず使う
全ツールとも無料プランまたはトライアルがある。実際の会議で試してから有料プランを検討することを強く勧める。
まとめ:2026年のAI議事録ツール選び
| 状況 | 推奨ツール |
|---|---|
| 日本語精度最優先 | Notta |
| 無料から使いたい | Fireflies.ai / tl;dv |
| 英語メイン・グローバルチーム | Fireflies.ai |
| 営業チームのコーチング | tl;dv |
| シンプルな文字起こし(英語) | Otter.ai |
| 技術が使える個人 | Whisper + ChatGPT |
AI議事録ツールは「試すコスト」が低いので、まず無料プランで始めて、業務に合うかを確認してから有料プランに移行するのが最善だ。
よくある質問
無料で使えるAI議事録ツールはある?
Notta・Fireflies・tl;dv・Otter.aiはすべて無料プランがある。ただし、文字起こし時間・ストレージ・AI要約回数に制限がある。業務で本格利用するなら有料プランが必要になる場面が多い。
AI議事録の精度はどれくらい?
各ツールとも日本語の精度は向上しているが、100%完璧ではない。固有名詞・専門用語・方言には誤認識が起きる場合がある。Nottaは単語登録機能で精度を上げられる。
会議内容はAIの学習に使われる?
ツールによって異なる。Nottaのエンタープライズプランは「AI学習なし」を選択できる。機密情報を扱う場合は、各ツールのプライバシーポリシーを必ず確認してほしい。
参考ソース
- Notta公式料金ページ(2026年2月確認)https://www.notta.ai/pricing
- Fireflies.ai公式料金ページ(2026年2月確認)https://fireflies.ai/pricing
- tl;dv「Gong Pricing Guide」(2026年1月)https://tldv.io/blog/gong-pricing/
- tl;dv「Otter.aiの価格設定:本当に価値があるのか?」(2026年)https://tldv.io/ja/blog/otter-pricing/
- SHIFT AI TIMES「無料のおすすめAI議事録作成ツール10選」(2026年1月)https://shift-ai.co.jp/blog/11383/
Notta
Fireflies.ai
tl;dv